
01 楽しんで仕事をしてほしい
楽しんで仕事をしてほしい、これは私にとって、とても重要な想いです。ではなぜ仕事を楽しんでほしいのか?それは日本人が真面目だからです。日本人は良くも悪くも「真面目」なので真面目に仕事をします。真面目な日本人は仕事が楽しくないと幸せにはなれないと考えています。
人は1日8時間程度働きます。この8時間という時間は1日の睡眠時間に等しい時間です。睡眠時間が苦痛だったら…寝て起きるたびにストレスがたまっていたら…考えただけでも地獄ですよね。睡眠に対してストレスを感じるようになったら病院に行った方が良いと思います。しかしながら人生の中で同じだけの時間を使う「仕事」に対しては、なぜ辛くても良いのだろうか?と疑問に思うことがあります。
私はこれからの日本は仕事が「楽しい」べきだし、その方が成果も出ると信じています。もちろん今の日本で楽しそうに働いている人も多いですし、全てが楽しくないわけではないと思います。でも、カネボウにいた時も、今、保険会社の人たちを見ていても、何となく「辛そう」に見えてしまいます。何かおかしい、何か変わらなきゃいけないんじゃないか…そんな風に思ってきました。
楽しく働くことに価値がある、こう信じて働くことにも努力が必要です。また自分だけでなく、周りの人も含めて楽しく働く事が重要です。全員が楽しく働けるための努力を全員でしていければ良いなと思います。
02情熱を持って仕事をしてほしい
簡単に言うと一生懸命頑張ってほしいという事ですが、「情熱」や「一生懸命」ということは楽しく働くための道具であると考えています。仕事ついて「楽 =楽しい」ではありません。「楽 =退屈」だと思います。また世の中に「楽しい仕事」と「楽しくない仕事」があるわけではありません。あるのは仕事を楽しめる自分がいるかどうかだけだと思います。どうすれば仕事を楽しめるのか?私は仕事に情熱を持つ事だと思います。一生懸命仕事をする事だと思います。そう考えるから「情熱」や「一生懸命」ということは楽しく働くための道具なのです。だから「情熱を持って仕事をしてほしい」のです。
03 整理整頓をしてほしい
世の中には仕事のできる人とできない人(正確には仕事ができないと言われている人)がいます。しかしながら私が思うのは「仕事に才能、能力は要らない」という事です。もし仮に仕事に才能や能力が極端に必要ならば、世の中の半分とは言いませんが、25%ぐらいの人は「要らない人間」になってしまいますし、失業してしまいます。
私が仕事をしていて思うのは「能力とは、どう効率的に仕事をするか」これだけです。仕事というものには、それほど芸術性は求められません。もし仮に能力というものがあるとしても、仕事の効率を1.2倍にすれば解決できます。ではなぜ「整理整頓」なのか?それは物を探さないためです。書類や必要なものを探さないだけで人は1.2倍の量を働く事ができます。少なくとも物を探す事は楽しくありません。物を探すことには情熱を持つ事はできません。先ほども書きましたが「楽しく働くこと」は私が大切にしたい価値の1つです。楽しく働くためには余裕が必要です。余裕とは時間です。時間とは効率です。だから「整理整頓をしてほしい」のです。
04 毎日「ありがとう」と言ってほしい
「心を込めなくても良いから、ありがとうを2万5000回言うと、なぜか涙が出てくる。涙が出た後で、再びありがとうを言おうとすると、今度は、心のこもったありがとうの言葉が出てくる。そして、心のこもったありがとうをあと2万5000回言うと、嬉しく、楽しく、幸せな奇跡が起き始めるらしい」との事です。私もまだその境地には辿りつけていませんが、みなさん試してみましょう。奇跡が何なのかは分かりませんが、少なくともみんなが「ありがとう」と言い合う職場は良い職場であるように思います。
05 「不平不満・愚痴・泣き言・悪口・文句」を言わない
「不平不満・愚痴・泣き言・悪口・文句」これを「五戒(ごかい)」と言うそうです。この「不平不満・愚痴・泣き言・悪口・文句」を言い続けると、その通りの人生になるそうなので注意しましょう。また5万回、「ありがとう」と言ったとしても、途中でこの五戒の言葉を口にするとリセットされてしまうそうです。
これらは「否定しない、怒らない、イライラしない」ということかもしれません。書いているだけで反省しますね。
06 個人事業主としての自分を自覚してほしい
みなさんはクオリティーという会社で働いているのですが、一人ひとりがこのクオリティーという会社の中に個人事業主として店を出したと考えてほしいのです。どういう意味か?1人の個人事業主として関わる全ての人が顧客なんだと考えてほしいのです。
人は誰かに感謝されるために働いているのだと思います。もちろんエンドユーザーに感謝され、感動を与える事は会社の使命です。しかし今後、会社が大きくなっていくにつれ、組織は複雑になり、間接部門も増え、直接エンドユーザーに接する事のないメンバーも増えてくるように思います。そんな中で大切にしてほしいのが「個人事業主としての自分を自覚してほしい」という事なのです。
自分がクオリティーの中に自分の店を出したと考えれば、自分に関わる全ての人が自分にとってのお客さんであることに気づくでしょう。事務メンバーにとって営業メンバーはお客さんであり、営業メンバーにとって事務メンバーもお客さん、事務メンバー相互はお互いにお客さん、営業メンバー同士もお客さんなのです。
人は社外でも社内でも感謝されるために働くべきだと思います。
07 仕事に関わる全ての人を仲間だと思ってほしい
保険会社さん、提携のレッカー業者さん、提携のレンタカー会社さん、ネットの業者さん、携帯電話の販売代理店さん、銀行さん…などなど、これらは全て我々が仕事をして行く中で会社としてお金を払っている人たちです。しかしながら彼らにとって我々がお客さんであるとは考えないで、彼らのことも「仲間」だと考えてほしいのです。
我々は1人では何もできないのと同じで、我々1社で全てが完結する事はありません。保険会社の保険がなければ販売できませんし、リースしている事務機器がなければ仕事ができません。提携のレッカー会社さんやレンタカー会社さん、彼らがいなければ我々がエンドユーザーに提供したいサービスが完結しないのです。
お客さんにしてもそうです。私は「我々が販売する高い保険」に加入してくれている契約者のみなさんは我々が作り上げたいサービスに対する協力者だと思っています。そう思えるくらい我々は未だ道半ばなのです。
感謝されることと同様に、それ以上に感謝する事は大切です。
08 全てはエンドユーザーのために
先ほどエンドユーザーへ提供したいサービスを完結させるために、我々にはいろんな仲間がいることをお話しました。私が商売を考える際に大切にしているのは「我々がそれを行う事でエンドユーザーの何が変わるのか?」という事です。商売をして行く中で、仕事をして行く中で様々な誘惑があります。これが儲かる、あれが儲かるという話です。だから考えなくてはいけない事は「エンドユーザーの何が変わるのか?」なのです。
そのためにあるのが我々の使命です。保険を売ることを仕事にするのではなく、事故で役に立つ事を仕事にする、それがエンドユーザーにとって良い事だと我々は考えています。「全てはエンドユーザーのために」これはみなさんの心の中に必ず持っていてほしい気持ちです。
Value(価値)とは何なのか
これまで私がみなさんに「どう働いてほしいのか」という事を書いてきました。これらがクオリティーで働いて行く中で大切にしてほしい「価値観」です。この価値観が集約されたものが「企業文化」であると思います。文化は与えられるものではなく、我々が一つ一つ積み上げていくものです。これらを共有できるかどうかが仲間であるかどうかなのだと思います。
良い企業文化を積み上げるためにも、これらの価値を大切にしてほしいのです。






